1人暮らしの豆知識

一人暮らしは家族全員に比べれば身軽です。引っ越しをする機会も少なくないのではないでしょうか。ここでは一人暮らしの引っ越しについての注意点ややるべき作業、料金などといったおおまかな流れをまとめています。ぜひご参考にしてください。

 

一人暮らしをする場合の費用って?

一人暮らしは身軽に思えて意外とお金がかかります。参考として料金の表をご覧ください。これは栃木県小山市の金額です、お住まいの地域によって差があると思いますので目安程度にお考えください。

 

敷金 家賃の0ヶ月分~2ヶ月分

前家賃 1ヶ月分+日割り家賃

礼金 家賃の0ヶ月分~2ヶ月分

賃貸保証料 月額賃料合計の30%

仲介手数料 家賃の0ヶ月分~1ヶ月分

火災保険 6,000円~(年)

家具や電化製品・雑貨等 テレビや冷蔵庫、電子レンジや洗濯機などの必要最低限の物を新品で購入した場合

約20万円ほどかかります。

荷造りは意外とタイヘン

一人暮らしの場合は荷物の量も少ないため、荷造りがすぐに出来るだろうと考えてしまいがちです。

ですが、仕事などの都合から平日はなかなか荷造りもできずに、引っ越し当日にまとめて、と考える方もでてきます。

ですが、荷造りは思いのほか時間がかかるもので、甘く見ていると引っ越し当日までに終わらないことがよくあります。

 

引っ越し当日までに荷造りが終わっていない場合、業者の方に荷造りを手伝ってもらわなければいけません。

その場合は、もちろん追加料金がかかります。

荷造りの状況が悪く、料金などでもめてしまうと、業者の方から引っ越しをキャンセルされ、キャンセル料を取られることもあります。

最低でも2~3週間前から、荷造りを始めましょう。もしも忙しくて時間がない場合には、引っ越し業者のオプションなどを利用して、荷造りと荷解きを全部やってもらうようにするのもオススメです。

 

引っ越し業者への連絡 遅くても一か月前には予約をいれましょう。

引っ越し日は週末や祝日よりは平日の方が混雑していないため、ゆとりをもって作業ができます。年度末などは引越しが全国的に多いため、どの引越し業者も予定が詰まっています。引越し見積を取ってからは早めに予約を入れましょう。

荷造り 荷造りは思いのほか時間がかかります。引越しの2~3週間前から始めましょう。

終わりそうにない場合は、オプションなどで業者の方に手伝ってもらいましょう。

単身パック 荷物が少ない場合はオススメですが、ベッドやタンスなどがあったら単身パックは利用できません。

あらかじめ、引越し業者の方と相談をして単身パックが利用可能か確認することが大事です。

引っ越し業者への依頼費用 およそ3万~10万程度

自力での引っ越しには気を付けて

引っ越しを検討されている方の中には、引っ越し業者を使わずに自力で引っ越ししようとする人もいます。

一人暮らしは、引っ越し荷物も多くないため、自力でも引っ越し出来そうな感じがします。

ただし、レンタカー代や、引っ越しを手伝ってくれた人への謝礼は、どうしても必要になるります。

 

引っ越し業者ではなく、素人が重い荷物を運んだ場合、家などにキズを付けてしまうということもあり得ます。

家にキズをつけてしまった場合は、もちろん高額の修繕費用を請求されることになります。引っ越し業者の場合は、万が一家にキズなどが付いた場合でも、保険から補償をしてくれます。

自力で引っ越しする場合は十分な注意が必要です。

 

月々の生活費は

一人暮らしをすると月々に費用が発生します。個人差がありますが参考程度にご覧ください。

 

食費 2万円~5万円

自炊をする場合などで大きく変わります。外食が中心の場合は5万以上かかる場合もあります。

電気料金 3千円~8千円

電気代も使い方で料金が変わります。エアコン使用頻度が極端に高い場合は1万位かかる場合もあります。

ガス料金 3千円~6千円

給湯ガスの場合、冬場ほど高く夏場ほど安く済みます。

水道代 4千円~5千円

水道代も使い方で料金が変わります。節水を心がければ3千円を切る場合も。

その他 家賃はもちろん、インターネットを使用する場合はその使用料などもかかります。

固定電話などを引く場合は2千円ほど、新聞とる場合も料金がかかります。

お部屋の契約の流れ

当社にお越しいただいた場合、入居申込書に必要事項を記入します。

ご自身の勤務先・学校の住所等記入してもらいますのでお忘れのないようにお願いします。それ以外に連帯保証人の住所・氏名・電話番号・年齢・会社名・住所を記入してもらいます。連帯保証人は通常であれば両親・兄弟などの身内の方です。

 

入居のお申し込みに必要なもの

入居申込書

身分証明書の写し

源泉徴収票など 収入を証明するものの写し

連帯保証に必要なもの

入居申込書

連帯保証人様の収入を証明するものの写し

印鑑証明書し

住民票

保証委託申込書(保証代行会社保証の場合はこちらのみ)

入居審査

提出した書類から入居審査が行われます。入居審査を通ると、審査が完了の有無を告げる電話があると思います。

審査には通常2~3日。都合により4日以上かかる場合もございます。(保証代行会社審査は通常2~3日です。)

 

引っ越しの前と後にするべきこと

引っ越し前

転出届け 引越し前に市区町村役所で、転出届けを出しましょう。その際、印鑑が必要になります。

郵便の転送 転送届けは郵便局でもらえます。必要事項を記入し、郵便局窓口へ持参するかポストへ投函しましょう。転送届けを提出すると転居後1年間、旧住所に届いた郵便物は新居に転送されます。

電話の設置 新居先でNTTでの工事が必要な為、入居日が決まったら早めに116に電話しましょう。

ガス 新居先で本人立会いの下、ガスの開栓を行う必要があります。入居後すぐにガスを使用したい場合は、あらかじめガス会社に連絡しておきましょう。

電気 ブレーカーを上げれば電気は使用可能のはずですが、必ず東京電力に電話をし使用する旨を伝えましょう。

引っ越し前

転入届け 転入後14日以内に行う必要があります。新居先の役所で転入届けをだしましょう。その際、印鑑が必要になります。

水道 開始申込ハガキに必要事項を記入し投函しましょう。もしも見つからない場合は、水道局に連絡をします。